【医師解説】健診結果の「悪化」を放置していませんか?会社提出の対処法と数値をザックリ理解

【忙しい方向け:健康診断の再検査・数値悪化の30秒まとめ】

  • 会社提出の受診報告書・証明書:会社指定の用紙があればそのまま持参で即日対応します。「大したことないけど提出が必要」という方も大歓迎です。
  • 一番危険なのは「右肩上がりの放置」:単年の数値よりも、過去2〜3年で「B ➔ C ➔ D」と悪化しているグラフが最も危険です。血管は痛みのないまま静かにサビついていきます。
  • 過去の健診結果を2〜3年分お持ちください:推移を見ることで、生活習慣の改善だけで戻せるか、今すぐ治療が必要かが一目で分かります。
  • 当院は絶対に怒りません:「放置していたことを怒られるかも…」という心配は無用です。本町駅徒歩2分、お昼休みやお仕事帰りに気軽にご相談ください。

会社の定期健康診断の結果表が手元に届き、「要再検査」「要精密検査」「C判定・D判定」の文字を見てため息をついた経験はありませんか?

「会社から受診報告書を出せと言われたけど、何科に行けばいいか分からない」
「去年より確実に数値が悪くなっているけど、痛くもかゆくもないから見なかったことにしよう……」

大阪本町で多くのビジネスパーソンを診療していると、こうした声を本当によく耳にします。しかし、健診結果の放置は、将来の心筋梗塞・脳梗塞・人工透析へと続く最も危険な落とし穴です。

今回は、会社提出のスマートな対処法から、年々悪化する数値を放置してはいけない理由、そして見る人が見る「主要5大項目のヤバい危険ライン」まで、医師が本音でわかりやすく解説します。


1. パターン①:会社から「再検査の受診報告書を出して」と言われた方へ

会社の人事労務や産業医から、「健診で引っかかっている項目があるので、病院を受診して『受診証明書』や『受診報告書』を提出してください」と催促されて困っていませんか?

【当院の対応方針】受診の形跡・証明書の記入、即日対応いたします!

会社提出用の書類が必要な方は、「健診結果表」と「会社指定の受診報告書」をそのまま受付にお出しください。
「自覚症状もないし、大したことないと思うんだけど会社に出さなきゃいけない……」という場合も全く問題ありません。医師が数値を客観的に診察し、今すぐ治療が必要ないレベルであればその旨を明記して書類を作成いたします。何科に行くべきか迷ったら、まずは当院(一般内科)へお越しください。


2. パターン②:【特に警告】年々自己ベスト更新しているけど「放置」しているあなたへ

会社からの催促がない方でも、心当たりはありませんか?
「20代・30代の頃はオールAだったのに、ここ数年でB ➔ C ➔ Dとじわじわ悪化している……」

医師が最も警戒するのは「右肩上がりの放置」

医師が診察室で一番「これは早く手を打たないとまずい」と感じるのは、単年の一時的な数値の高さではありません。「過去3年間、毎年確実に右肩上がりに悪化し続けているグラフ」です。

血圧、コレステロール、血糖値、尿酸値などの生活習慣病は、別名「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と呼ばれます。数値がどんなに悪化していても、初期〜中期は「全く痛くもかゆくもない」からです。

痛くないからといって、身体が無事なわけではありません

自覚症状がない間にも、全身の血管は10年かけて静かにサビつき、硬くボロボロになっていきます。そしてある日突然、心筋梗塞、脳梗塞、失明、人工透析、痛風の激痛という形で爆発します。倒れてから「あの時、健診結果を見て受診しておけばよかった」と後悔しても、一度詰まったり破れた血管は元には戻りません。

過去2〜3年分の結果票をまとめてお持ちください!

もし手元に古い健診結果が残っていれば、過去2〜3年分をまとめて当院へお持ちください。
1年分の点ではなく「数年間の線の推移」を見ることで、 「お酒や食事の習慣を少し変えるだけで自力で戻せる段階なのか」 「血管を守るために今すぐ医療のサポートが必要な段階なのか」 を正確に判断できます。


3. 【早見表】堅苦しいことは抜き!主要5大検査項目の危険ライン

日本人間ドック・予防医療学会の基準をもとに、特にビジネスパーソンが引っかかりやすい主要5項目の「ヤバい危険ライン」をまとめました。ご自身の結果票と見比べてみてください。

検査項目基準値・要注意即受診の危険ライン放置するとどうなる?(医師の視点)
脂質異常
(LDLコレステロール / 中性脂肪)
LDL: 60〜119
中性脂肪: 30〜149
LDL 140以上
(180超は超危険)
中性脂肪 150以上
血管がサビてドロドロに目詰まり!
悪玉コレステロールが血管壁にプラーク(コブ)を作り、破裂すると突然の心筋梗塞・脳梗塞を引き起こします。
血糖値・糖尿病
(空腹時血糖 / HbA1c)
血糖: 〜99
HbA1c: 〜5.5%
血糖 110以上
HbA1c 6.0%以上
(6.5%超は糖尿病型)
血管がシロップ漬けでボロボロ!
高血糖が毛細血管を破壊し、失明(網膜症)・人工透析(腎不全)・足切断(神経障害)という恐ろしい3大合併症へ直結します。
肝機能
(AST / ALT / γ-GTP)
AST: 〜30
ALT: 〜30
γ-GTP: 〜50
AST/ALT 31以上
(51超は要注意)
γ-GTP 100以上
沈黙の臓器が出す悲鳴とSOS!
飲酒や食べ過ぎによる脂肪肝を放置すると、自覚症状のないまま肝線維化 ➔ 肝硬変 ➔ 肝がんへと静かに進行していきます。
尿酸値
(UA)
UA: 2.1〜7.07.1mg/dL以上
(魔の7.0の壁突破)
ある日突然の激痛「痛風」爆弾!
尿酸の結晶が関節に溜まり、足の親指などに激痛をもたらす痛風発作を招きます。さらに腎臓にも結晶が沈着し、腎障害や尿路結石の原因に。
腎機能
(eGFR / クレアチニン)
eGFR: 60以上
Cr: 男性〜1.0 / 女性〜0.7
eGFR 59以下
(45未満は高度低下)
一度壊れたら二度と再生しない!
老廃物をろ過するフィルターの目詰まりです。腎臓は再生能力がないため、数値が落ち始めたら一刻も早く現状維持の治療が必要です。

4. 本町ファミリークリニックの約束「放置していたことを絶対に怒りません」

「病院に行くと、お医者さんに『なんでこんな数値になるまで放っておいたんだ!』と怒られそうだから行きたくない……」

そう思って受診をためらっている方に、河合院長からお伝えしたいことがあります。

当院は、患者さんを叱る場所ではありません

お仕事が忙しい中、健診結果に向き合ってクリニックの扉を叩いてくださっただけで、健康を取り戻すための大きな第一歩です。過去の放置を怒る医師はいません。

また、「受診したらすぐに一生薬を飲まされるのではないか」という不安もご安心ください。初期段階であれば、まずはお酒の頻度や食事の選び方、日常生活でできる工夫を話し合い、「まずは3ヶ月、生活改善で数値を追ってみましょう」と無理のないステップから始めます。

【院長コラム】ぶっちゃけ、なぜ「怒るお医者さん」がいるのか?

よく患者さんから「前の病院で『薬ちゃんと飲まないから悪化したんだ!』と怒られて病院が怖くなった」というお話を聞きます。実はお医者さん側も「悪化して倒れてほしくない」という心配のあまり強い口調になってしまうことがあるのですが……怒られて嬉しい人はいませんし、病院から足が遠のいては本末転倒ですよね(笑)。
当院では「どうすれば忙しいお仕事の中で無理なく数値を戻せるか」を一緒に考える味方でありたいと思っています。怒られに来るのではなく、作戦会議をしに気楽にお越しください。

受診の流れ(簡単3ステップ)

  1. 健診結果表をカバンに入れる:
    今年の結果表はもちろん、過去2〜3年分の結果票や、会社指定の再検査用紙があれば一緒にお持ちください。
  2. Web予約または直接来院:
    本町駅23番出口から徒歩2分。お昼休みや仕事帰りに立ち寄れる立地です。待ち時間を減らしたい方はWeb予約が便利です。
  3. 診察室で紙を見せるだけ:
    「健診で引っかかったので見てもらえますか」と結果票を渡していただければ、医師が分かりやすく現在の状態と今後の対策をお伝えします。

【裏ワザ】当院の予約システムなら、事前に健診結果を写真送信できます!

当院のWeb予約(melmo)をご利用いただくと、予約時にスマホでカシャッと撮った「健診結果表の写真」を事前にアップロード送信することができます。
医師が来院前に数値をあらかじめ確認できるため、当日の院内での待ち時間や診察時間を大幅に短縮できてとてもスマートです。

詳しい予約手順や使い方はこちら ➔ 【スマホで完結】melmo予約完全ガイドを見る

本町ファミリークリニックのご案内・ご予約

当院は大阪・本町駅23番出口から徒歩2分。
健診結果のご相談・会社提出書類の作成・生活習慣病の治療など、お気軽にお越しください。

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